稚魚でも操作可能な高感度自発摂餌装置
書誌事項
- タイトル別名
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- チギョ デモ ソウサ カノウ ナ コウカンド ジハツセツジ ソウチ
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抄録
自発摂餌式給餌は,魚が疑似餌に噛みつく行動と餌が貰える刺激とを結びつけて学習する能力を応用し,スイッチの先に噛みつくと給餌機が作動して餌が与えられるものである。従来のスイッチは感度が鈍いために稚魚などの小さなサイズには使用できないことや,波動などの摂餌要求以外の刺激で誤作動することが問題であった。摂餌要求を正確に把握した作動性と魚が餌を捕る行動特性に合致したスイッチを開発したことで,配合飼料に餌付く時期から出荷サイズに成長するまでの養殖の全過程で,魚の食欲に応じた残餌がなく,養殖漁場の環境改善と生産性向上が期待されている新しい自動給餌が可能になった。
収録刊行物
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- 農林水産技術研究ジャーナル
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農林水産技術研究ジャーナル 24 (3), 13-16, 2001-03
東京 : 農林水産・食品産業技術振興協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050845763593153152
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- NII論文ID
- 10008242975
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- NII書誌ID
- AN00386754
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- ISSN
- 03879240
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- NDL書誌ID
- 5694778
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles