ブタ新鮮および凍結・融解精子と同種未成熟卵子の培養による精子侵入試験 In vitro Penetration Assay of Fresh and Frozen/Thawed Porcine Sperm by Co-incubation with Homologous Immature Oocytes

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抄録

ブタ未成熟卵子をもちいた同種精子受精能評価法の開発を目的に新鮮射出(Fresh)および凍結・融解(F/T)精子と未成熟卵子を培養して、培養後の卵子への精子侵入について調べた。卵胞内の卵丘細胞卵子複合体(COCs)を採取し、m-M199で洗浄後、50μlのm-M199のスポットに30個ずつ導入した。さらに、0.5%ヒアルロニダーゼ処置とピペッティングによって卵丘細胞を除去した卵子(DOs)も同様にスポットに導入した。供試精液は手圧法により大ヨークシャー種、デュロック種および雑種の2頭の計4頭の種雄豚より採取した。採取精液をm-M199で洗浄後、精子数3.0×108/mlに希釈し、38.5℃の5%CO2インキュベーター内で3時間前培養したものをFresh精子とした。さらに、Fresh精子と同じ雄の精液を凍結、融解後、m-M199で洗浄して、精子数が3.0×108/mlになるように希釈したものをF/T精子とした。培養時の精子濃度は、Fresh精子では1.0×106/ml、F/T精子では1.0×107/mlとなるようにし、38.5℃、5%CO2、95%空気、湿度飽和の条件下で18-20時間培養した。その後、卵子のホールマウント標本を作成し、侵入精子の有無、侵入精子数を観察した。COCsおよびDOsへの精子侵入率はそれぞれFresh精子で50.9±4.5%および54.6±7.2%、F/T精子で16.7±3.3%および28.0±3.9%であった。F/T精子は卵丘細胞の付着にかかわらずFresh精子よりも有意に低い値となった(P

収録刊行物

  • 日本養豚学会誌 = The Japanese journal of swine science

    日本養豚学会誌 = The Japanese journal of swine science 38(2), 59-66, 2001-06-20

    日本養豚学会

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10008284281
  • NII書誌ID(NCID)
    AN10202971
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    ART
  • ISSN
    0913882X
  • NDL 記事登録ID
    5816541
  • NDL 雑誌分類
    ZR22(科学技術--農林水産--畜産)
  • NDL 請求記号
    Z18-1082
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  NDL  IR 
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