ＣＴにて術前診断し得た閉鎖孔ヘルニアかん頓の６例

• 杉浦 博

  函館市医師会病院外科

• 下沢 英二

  函館市医師会病院外科

• 村上 慶洋

  函館市医師会病院外科

• 佐々木 剛志

  函館市医師会病院外科

• 加藤 紘之

  北海道大学大学院癌医学専攻,癌制御医学講座腫瘍外科学分野

書誌事項

タイトル別名

• Six cases of incarcerated obturator hernia preoperatively diagnosed by pelvic CT

抄録

当院において閉鎖孔ヘルニア嵌頓の6例を経験した．症例は女性は5例，男性1例，年齢は77～92歳で，5例に著明なるい痩を認めた．発生部位は右4例，左2例で，嵌頓臓器は回腸が5例，空腸が1例で，すべてRichter型の嵌頓であった，術前の骨盤部CTにて，全例とも閉鎖孔レベルで恥骨筋と外閉鎖筋との間に嵌頓した腸管像が描出され，本症の診断に有用であった．

収録刊行物

• 日本消化器病学会雑誌

  日本消化器病学会雑誌 99 (2), 157-160, 2002

  一般財団法人 日本消化器病学会

キーワード

• 閉鎖孔ヘルニア
• 骨盤部CT
• ヘルニア嵌頓

詳細情報

• CRID: 1390001206396369024
• NII論文ID: 10008361570
• NII書誌ID: AN00192124
• DOI: 10.11405/nisshoshi1964.99.157
• COI: 1:STN:280:DC%2BD387ktlehtg%3D%3D
• ISSN: 13497693
• ISSN: 04466586
• PubMed: 11877952
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2002209552
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • PubMed
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可