東京湾小型底曳網漁業におけるゴミの分布 The Distribution of Litter in Fishing Ground of Tokyo Bay

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抄録

近年、地球環境問題の一つとして海洋に流出したプラスチックゴミによる海洋汚染が大きな問題となっている。これらのゴミは海洋に蓄積し、海洋の生態系や漁場環境に大きな影響を与えている。海面に浮遊するゴミや海岸に散乱するゴミの実態に関する調査研究については多くの報告例が見られるが、海底に沈んでいるゴミについての実態を調べた例は極めて少ない。本研究では、プラスチックを始めとした生活廃棄物や漁網、ロープ片などによる漁場汚染の実態を調べ、これらの廃棄物が生物資源に与える影響を調べることを目的として調査を行った。調査海域として、日本有数の港湾施設を有し、かつ多種の魚介類が生息する東京湾を選んだ。東京湾海底に堆積するゴミの調査は1989年以来継続的に行っており、すでに調査結果の一部を報告した。これまでの結果は1年間に数日程度の調査を基にまとめたもので、必ずしも十分なデータを基にしたものではなかった。今回は、東京湾で操業を行っている底曳網漁船1隻を標本船として用い、毎日の操業過程で採集されるゴミを収集し、ゴミの量、組成、分布などについて詳細な分析を行ったものである。

収録刊行物

  • 水産工学

    水産工学 32(3), 211-217, 1996-03-29

    日本水産工学会

参考文献:  5件中 1-5件 を表示

被引用文献:  5件中 1-5件 を表示

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10008439128
  • NII書誌ID(NCID)
    AN10278554
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    ART
  • ISSN
    09167617
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  IR 
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