書誌事項
- タイトル別名
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- SINGLE ADMINISTRATION TOXICITY STUDIES OF T-3761 IN MICE, RATS AND DOGS
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抄録
T-3761の単回投与毒性試験をマウス, ラット, イヌを用いて行い, 次の結果を得た。<BR>1. T-3761の経口投与での概略の致死量は, マウス, ラットで5,000mg/kg以上, イヌで2,000mg/kg以上であった。皮下投与での概略の致死量は, マウス, ラットとも5,000mg/kg以上であった。静脈内投与でのLD50は, マウスでは雄783mg/kg, 雌832mg/kg, ラットでは雄341mg/kg, 雌403mg/kgであった。イヌでは200mg/kg群で死亡例はみられず, 400mg/kg群で2例中1例が死亡したことから概略の致死量は400mg/kgであった。<BR>2. マウス, ラットでの経口投与では, 症状観察および剖検で明らかな異常はみられず, 死亡例もなかった。皮下への大量投与では投与部位皮下にT-3761を容れた肉芽嚢がみられたが, 他に異常所見はなく, 死亡例もなかった。イヌでの経口投与では, 血液学的検査で白血球数の一過性軽度増加が, 血液化学的検査ではGOT, クレアチンホスフォキナーゼ, 尿素窒素の一過性軽度増加がみられた。しかし, 症状および剖検には異常はみられず, 死亡例もなかった。<BR>3. マウス, ラット静脈内投与では, 投与直後に自発運動減少および呼吸不整がみられた。死亡例では他に強直性痙攣または間代性痙攣がみられた。イヌでは静脈内投与後, 嘔吐, 可視粘膜の充血, 顔面浮腫, 自発運動減少, 流涎, 体温低下がみられ, 高用量群ではさらに注射中の悲鳴, 呼吸促迫がみられた。血液学的検査では赤血球数, 白血球数, ヘマトクリット値, ヘモグロビン濃度の一過性増加が, 血液化学的検査ではGOT, クレアチンホスフォキナーゼ, 尿素窒素, クレアチニンの一過性増加がみられた。また, 400mg/kg群1例は上記症状の他に数回の強直性痙攣を起こして死亡した。
収録刊行物
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- The Japanese Journal of Antibiotics
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The Japanese Journal of Antibiotics 48 (6), 754-768, 1995
公益財団法人 日本感染症医薬品協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680473763456
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- NII論文ID
- 130004395693
- 10008464815
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- NII書誌ID
- AN00002626
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- COI
- 1:CAS:528:DyaK2MXmvFSgsLc%3D
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- ISSN
- 21865477
- 03682781
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- PubMed
- 7666580
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可