書誌事項
- タイトル別名
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- BACTERICIDAL ACTIVITY OF BIAPENEM AGAINST VARIOUS EFFLUX SYSTEM MUTANTS OF <I>Pseudomonas aeruginosa</I>
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抄録
抗菌薬排出システム変異緑膿菌に対するbiapenemの短時間殺菌作用をimipenem, panipenem, meropenemおよびceftazidimeのそれと比較した。Pseudomonas aeruginosa PAO1株に対してbiapenemは他抗菌薬に比較し優れた殺菌作用を示した。MexAB-OprM, MexCD-OprJおよびMexXY-OprMのすべてが発現していないP. aeruginosa KG5001に対して, biapenemはPAO1株に対するのと同様に, 強い殺菌作用を示したが, imipenem 0.5μg/ml作用では作用4時間目以降に再増殖が認められ, meropenemではbiapenemほど強い殺菌作用は観察されなかった。またMexAB-OprM過剰発現株P. aeruginosa KG5003に対してはmeropenem, ceftazidimeの殺菌作用は弱く, MexCD-OprJ過剰発現株P. aeruginosa KG5007に対しては検討した濃度の範囲ではbiapenemのみで殺菌作用が認められた。MexXY-OprM過剰発現株P. aeruginosa KG5005に対して検討した抗菌薬はすべてKG5001株に対する場合と同様の殺菌作用を示した。実験に使用したいずれの株に対してもpanipenemの殺菌作用は弱いものであった。以上のように, biapenemは3種の排出ポンプの影響をうけず, 緑膿菌の抗菌薬排出変異株に対して強い殺菌作用を示すことが分かった。
収録刊行物
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- The Japanese Journal of Antibiotics
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The Japanese Journal of Antibiotics 55 (1), 67-76, 2002
公益財団法人 日本感染症医薬品協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680470507136
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- NII論文ID
- 130004395923
- 10008465437
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- NII書誌ID
- AN00002626
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BD38XisF2hur4%3D
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- ISSN
- 21865477
- 03682781
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- PubMed
- 11977922
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可