高齢者肺癌の内科的新しい治療法  [in Japanese] Treatment for Elderly Lung Cancer Patients by Anticancer Drugs and Possible Use of Target Based Drugs  [in Japanese]

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Abstract

高齢者肺癌の治療方針の決定においては, 暦年齢よりも臓器年齢が重要であり, 臓器予備能が十分な早期癌患者には手術療法が推奨される. 進行肺癌患者においては従来のプラチナ製剤を中心とした多剤併用による殺細胞的な化学療法が実施されてきたが, その成績は満足できるものではなかった. 1990年代に登場した新規抗癌剤は, 毒性が低く高齢者に対しても有効性が期待されているが, これのみで高齢者肺癌の予後を劇的には改善できそうにない. 近年, 患者のQOLを損なわず, 腫瘍と宿主の共存を目指すいわゆる Tumor dormancy therapy が新しい治療概念として提唱され, その理論にかなう抗血管新生療法が新しい治療法として世界的に注目され, 血管新生阻害剤が精力的に開発されている. 本稿では, 従来の化学療法剤による高齢者肺癌の治療成績を踏まえ, 新規抗癌剤および血管新生阻害剤をはじめとした分子標的薬の治療成績および開発状況を概説した.

Journal

  • Nippon Ronen Igakkai Zasshi. Japanese Journal of Geriatrics

    Nippon Ronen Igakkai Zasshi. Japanese Journal of Geriatrics 38(3), 317-319, 2001-05-25

    The Japan Geriatrics Society

References:  6

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    10008506900
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AN00199010
  • Text Lang
    JPN
  • Article Type
    REV
  • ISSN
    03009173
  • NDL Article ID
    5776821
  • NDL Source Classification
    ZS21(科学技術--医学--内科学)
  • NDL Call No.
    Z19-25
  • Data Source
    CJP  NDL  J-STAGE 
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