低ナトリウム血症を契機に診断されたFSH産生下垂体腫ようの1例

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タイトル別名
  • Follicle-stimulating hormone producing pituitary adenoma with hyponatremia.
  • コンゲツ ノ ショウレイ テイナトリウム ケツショウ オ ケイキ ニ シンダン サレタ FSH サンセイ カスイタイ シュヨウ ノ 1レイ

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抄録

73歳,女性.主訴は全身倦怠感.血清Na119mEq/lにて入院. ACTH,コルチゾールとも低値,日内変動も消失. LH低値, FSH673mIU/mlと著明高値.四者負荷試験ではLHは低反応, FSHは高値低反応, ACTHとTSHは視床下部性機能不全のパターン.頭部MRIで下垂体部に鞍上部へ進展する腫瘍を認めた.本例の如く著明なFSH高値を示すgonadotroph adenomaの報告は少なく貴重と思われる.

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参考文献 (9)*注記

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