乳児期神経芽腫の治療指針  [in Japanese]

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Abstract

乳児神経芽腫79例をマススクリーニング初期 (半定量法), 中期 (HPLC定量), 後期 (腹腔鏡, 胸腔鏡を取り入れる) および臨床発見の4群に分け, 臨床所見を比較した。初期には胸部例がなく, 腫瘍も中期, 後期より大きかった。予後良好なI+II+IVS期がどの群でも90%を占めた。INSSでは予後良好群は後期で95%と最も多く, 初期は臨床発見群と同じ80%と臨床の変化を反映した。手術時間は腫瘍が最も大きい臨床発見群でも手術時間145分で腹腔鏡補助手術群の3時間50分よりはるかに短かった。術後合併症で初期の未熟な手術による死亡を除けば重篤なものはみられなかった。しかし腹腔鏡補助手術には空腸穿孔+腎機能障害があり, 本術式は十分に習熟したうえで行うべきである。乳児期はマススクリーニング例, 臨床発見例を問わず周辺臓器温存を第一に考え, 可及的腫瘍摘除を行い, 組織, 生物学的所見により化学療法を選択すべきである。

Journal

  • Nihon Gekakei Rengo Gakkaishi (Journal of Japanese College of Surgeons)

    Nihon Gekakei Rengo Gakkaishi (Journal of Japanese College of Surgeons) 26(2), 143-148, 2001-04-30

    Japanese College of Surgeons

References:  14

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    10008561919
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AN00002502
  • Text Lang
    JPN
  • Article Type
    REV
  • ISSN
    03857883
  • Data Source
    CJP  J-STAGE 
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