心筋症における心室頻拍・心室細動の診断と治療  [in Japanese]

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Author(s)

    • 松田 直樹
    • 東京女子医科大学附属日本心臓血圧研究所循環器内科
    • 笠貫 宏
    • 東京女子医科大学附属日本心臓血圧研究所循環器内科

Abstract

拡張型心筋症 (DCM) において非持続性心室頻拍 (VT) を伴う症例は突然死のハイリスク患者であり, アミオダロンやカルベジロールによる積極的治療が必要である.失神を伴い電気生理検査で持続性VT/心室細動 (VF) が誘発され, 抗不整脈薬が無効の場合には植込み型除細動器 (ICD) の適応であり, 失神の既往がなくても単形性持続性VTが誘発される場合にはアミオダロンやICDを含めた積極的治療を考慮する必要がある.持続性VT/VFを伴うDCMはICDの適応であり, アミオダロン+β遮断薬の併用療法が予後を改善する, 肥大型心筋症に伴う非持続性VTは突然死のハイリスクが高く, 突然死の家族歴と原因不明の失神を有し, 電気生理検査で持続性VT/VFが誘発される場合にはアミオダロンやICDを含めた積極的治療が必要である.不整脈源性右室異形成 (ARVD) に伴う持続性VTに対する電気生理検査ガイド下の薬物療法, カテーテルアブレーション, 手術療法は, いずれも良好な成績が報告されている.しかし, ARVDは進行性の病態を有し, 症例によってはIUDを考慮する必要がある.

Journal

  • Japanese Journal of Electrocardiology

    Japanese Journal of Electrocardiology 22, 41-58, 2002-04-25

    Japanese Heart Rhythm Society

References:  141

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