褐色細胞腫・神経節腫混合腫ようによるWDHA症候群の1例

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タイトル別名
  • WDHA syndrome by composite pheochromocytoma and ganglioneuroma.
  • コンゲツ ノ ショウレイ カッショク サイボウ シュ ・ シンケイセツ シュ コンゴウ シュヨウ ニ ヨル WDHA ショウコウグン ノ 1レイ

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抄録

症例は51歳,男性.水様性下痢,四肢脱力で近医受診.低K血症,右副腎腫瘍を認め当科紹介となった.血中vasoactive intestinal polypeptide (VIP),血中・尿中カテコラミンおよびその代謝産物の高値を認めwatery diarrhea-hypokalemia-achlorhydria (WDHA)症候群を呈した褐色細胞腫と診断.腫瘍摘出術後,臨床症状,各種検査値の改善が得られた.病理組織像より,褐色細胞腫・神経節腫混合腫瘍でVIP分泌は神経節腫部由来と判明した.

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