計算化学による振動スペクトルの予測  気相ジクロロメタン分子CH2Cl2,CHDCl2,CD2Cl2の振動数と赤外強度の非経験的分子軌道計算

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タイトル別名
  • Prediction of Vibrational Spectra by Computational Chemistry. Ab initio Molecular Orbital Calculation of Vibrational Frequencies and infrared Intensities of Gas Phase Dichloromethane Molecules CH2Cl2, CHDCl2 and CD2Cl2.
  • ケイサン カガク ニ ヨル シンドウ スペクトル ノ ヨソク キソウ ジクロロメタン ブンシ CH2Cl2 CHDCl2 CD2Cl2 ノ シンドウスウ ト セキガイ キョウド ノ ヒケイケンテキ ブンシ キドウ ケイサン

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抄録

振動スペクトルの理論的解析法として非経験的分子軌道法がどの程度実測スペクトルを再現できるかを検証するために、GAUSSIAN94プログラムを用いて振動数と赤外強度を計算した。ジクロロメタンCH2Cl2、CHDCl2、CD2Cl2について基底関数と計算法の多数の組み合わせを用いて気相分子の振動数と赤外強度を計算し、実測値と比較した。その結果、計算値に対してscale factorを用いることにより、振動数と赤外強度の実測値を最もよく再現する基底関数と計算法の組み合わせを決定した。

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参考文献 (26)*注記

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