経動脈的塞栓術が止血に有効であった食道癌の転移性肝癌破裂の１剖検例

• 細田 明秀

  鳥取大学医学部第2内科

• 田中 究

  鳥取大学医学部第2内科

• 佐々木 修一

  鳥取大学医学部第2内科

• 宇田川 晃秀

  鳥取大学医学部第2内科

• 柳谷 淳志

  鳥取大学医学部第2内科

• 能美 隆啓

  鳥取大学医学部第2内科

• 北村 厚

  鳥取大学医学部第2内科

• 北岡 修二

  鳥取大学医学部第2内科

• 堤 貴司

  鳥取大学医学部第2内科

• 安達 裕宣

  鳥取大学医学部第2内科

• 八島 一夫

  鳥取大学医学部第2内科

• 村脇 義和

  鳥取大学医学部第2内科

• 庄盛 浩平

  鳥取大学医学部第1病理

• 井藤 久雄

  鳥取大学医学部第1病理

• 三浦 邦彦

  山陰労災病院内科

• 川崎 寛中

  山陰労災病院内科

書誌事項

タイトル別名

• An autopsy case of spontaneous rupture of the liver metastasis from esophageal cancer treated with transcatheter arterial embolization

抄録

71歳，男性．食道癌stageIVの症例で転移性肝癌が腫瘍内出血を生じ，同部の破裂により被膜下血腫を形成したが，経動脈的塞栓術で止血しえた．その後肝不全をともない腫瘍死した剖検例である．文献を渉猟しても食道癌の転移性肝癌破裂の報告例は現在までない．食道癌の転移性肝癌も腫瘍内出血および破裂をきたすことがあること，更にこの止血に経動脈的塞栓術が有効であったことを示した．

収録刊行物

• 日本消化器病学会雑誌

  日本消化器病学会雑誌 99 (6), 593-599, 2002

  一般財団法人 日本消化器病学会

キーワード

• 食道癌
• 転移性肝癌破裂
• 肝動脈塞栓術

詳細情報

• CRID: 1390001206400051840
• NII論文ID: 10008748203
• NII書誌ID: AN00192124
• DOI: 10.11405/nisshoshi1964.99.593
• ISSN: 13497693
• ISSN: 04466586
• PubMed: 12099004
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2002217377
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • PubMed
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可