Blind loopに発生した多発性潰ようによる腸管皮膚ろうの1例

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タイトル別名
  • A case of enterocutaneous fistula due to multiple intestinal ulcers in the blind loop

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抄録

症例は51歳男性.11歳時に虫垂切除,14歳時に腸閉塞にてバイパス手術の既往歴がある.昭和63年,右下腹部痛と黒色便を主訴に来院し,blind loopを指摘されるも放置.平成7年に腹部腫瘤を認め,同10年に同部から膿汁分泌を認めたため入院となった.各種画像検査にてblind loopとなった回腸の拡張と,同部との皮膚瘻が疑われた.手術所見では,回腸は嚢胞状に拡張し内腔に多発性潰瘍を認め,腹壁と膀胱に穿通していた.

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