Angiomyofibroblastoma of the Vulva

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抄録

44歳女性.右大陰唇皮下の5×3 cm大の腫瘤を主訴に受診.MRIで,大陰唇皮下に境界明瞭な腫瘤を認め,T1強調画像では筋と同程度の信号,T2強調画像では高信号であった.組織学的に,腫瘍は細胞成分が粗で粘液腫様の部分と,卵円型及び紡錘型の細胞が密に増殖している部分より構成されていた.また壁の薄い血管が増生している像を認めた.免疫組織化学的に,腫瘍細胞はvimentin,desmin陽性,CD34,S-100,α-smooth muscle actin,myoglobinは陰性,progesterone receptorは70%の細胞で陽性,estrogen receptorは20%の細胞で陽性であった.臨床像,画像所見および組織学的所見よりangiomyofibroblastoma of the vulvaと診断した.

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