書誌事項
- タイトル別名
-
- Thyroid Carcinoma in Cat
この論文をさがす
抄録
9歳齢の雄の日本猫に頸部腹側の腫脹を認めた。臨床症状および諸検査所見から、甲状腺の肥大を伴う甲状腺機能亢進症と臨床診断し、抗甲状腺剤の投与を開始した。約3カ月間投与を続けたが、頸部腹側がさらに腫脹したため、外科的に甲状腺を摘出した。病理組織学的検査の結果、甲状腺癌と診断された。本症例は、1年間にわたり術後も抗甲状腺剤の投与を継続し、現在まで頸部の腫脹を認めず、良好に経過している。
収録刊行物
-
- 動物臨床医学
-
動物臨床医学 10 (4), 185-188, 2002
動物臨床医学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001205190407936
-
- NII論文ID
- 10009933488
-
- NII書誌ID
- AN10478688
-
- ISSN
- 18811574
- 13446991
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可