腎細胞癌孤立性肝転移の1切除例

書誌事項

タイトル別名
  • A resected case of solitary liver metastasis from renal cell carcinoma

この論文をさがす

抄録

症例は78歳,男性.76歳時,腎細胞癌(淡明細胞癌)で右腎摘出術を受けた.経過観察のCTで肝右葉に約5×3cm大の高度に多血性の亜鈴型腫瘍を認めた.腎細胞癌の孤立性肝転移と診断し肝右葉切除術を施行した.病理組織学的に淡明細胞癌で,腎細胞癌肝転移と診断した.術後2年の現在,肺転移の治療中であるが肝再発は認めていない.切除が可能な腎細胞癌肝転移に対しては積極的な手術により予後の改善が期待される.

収録刊行物

被引用文献 (1)*注記

もっと見る

参考文献 (12)*注記

もっと見る

キーワード

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ