波形鋼板ウェブ複合橋中間支点部の曲げ・せん断挙動特性に対する基礎研究

• 白谷 宏司

  社団法人 土木学会 大成建設 (株) 土木設計第1部

• 池田 博之

  社団法人 土木学会 日本道路公団 中部支社

• 今井 義明

  社団法人 土木学会 大成建設 (株) 土木設計第1部

• 加納 宏一

  社団法人 土木学会 大成建設 (株) 技術センター

書誌事項

タイトル別名

• FLEXURAL AND SHEAR BEHAVIOR OF COMPOSITE BRIDGE GIRDER WITH CORRUGATED STEEL WEBS AROUND MIDDLE SUPPORT
• ハケイ コウハン ウェブ フクゴウキョウ チュウカン シテンブ ノ マゲ センダン キョドウ トクセイ ニ タイスル キソ ケンキュウ

抄録

波形鋼板ウェブ複合橋は, 主桁の軽量化等の利点により, 近年では施工事例が増えている. しかし, 一般に複雑かつ厳しい応力状態となる連続桁の中間支点部における, 本構造の桁の挙動特性については, 現段階では研究事例が少ない. そこで, 本研究では波形鋼板ウェブ複合橋の中間支点部に着目し, 実験や弾塑性・有限変形FEM解析に基づいて, 終局荷重時における曲げ・せん断挙動の基本的特性の把握を試みた. その結果, 波形鋼板ウェブ複合橋の中間支点部は, コンクリート床版と鋼板ウェブの相互協力により, 従来考えられていたよりも高い曲げ・せん断耐力を有し得ることが明らかになった. また, 本研究において適用したFEM解析手法が, 床版のクラック発生から波形鋼板ウェブのせん断座屈に至るまでの挙動を精度よく予測できることを確認した.

収録刊行物

• 土木学会論文集

  土木学会論文集 2003 (724), 49-67, 2003-01-21

  公益社団法人 土木学会

キーワード

• composite bridge
• corrugated steel web
• shear buckling
• flexural resistance
• shear deflection

詳細情報

• CRID: 1390001205601517824
• NII論文ID: 10010284001
• NII書誌ID: AN10014020
• DOI: 10.2208/jscej.2003.724_49
• ISSN: 18827187
• ISSN: 02897806
• ISSN: http://id.crossref.org/issn/02897806
• NDL書誌ID: 6426519
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I6426519
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscej1984/2003/724/2003_724_49/_pdf
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可