西南日本の江田島における山火事後20年間の遷移過程と種組成

• 中越 信和

  広島大学・院・国際協力

• アンガラ エウゼビオ・ヴィラ

  アウロラ州立工業大学

• 根平 邦人

  広島大学・院・国際協力

書誌事項

タイトル別名

• Species composition through twenty years post-fire succession on Etajima Island, southwestern Japan

抄録

広島県の江田島の山火事跡地において,5個の永久方形区の種組成の変化を20年間に渡って調査した.山火事跡地の2次遷移は,残存種による再生からはじまり,初年度の1年草の侵入とその後の消滅,新たな木本種の侵入という過程であった.亜高木層の発達は萌芽再生した広葉樹を中心としていたが,18年後には高木層ではアカマツの優占状態を生じた.山火事跡地でのアカマツ林の再生を実際に確認することに成功し,従来の比較年代から推定されていた遷移系列を永久方形区の経年調査により実証した.

収録刊行物

• 植生学会誌

  植生学会誌 20 (1), 17-30, 2003

  植生学会

キーワード

• diversity index
• life form
• permanent plot
• post-fire succession
• Seto Inland Sea

詳細情報

• CRID: 1390001204485926656
• NII論文ID: 110007522338
• NII論文ID: 10011208273
• NII書誌ID: AA11347548
• DOI: 10.15031/vegsci.20.17
• ISSN: 21894809
• ISSN: 13422448
• NDL書誌ID: 6636032
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I6636032
• 本文言語コード: en
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可