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- 岡本 真一郎
- 慶應義塾大学血液内科
書誌事項
- タイトル別名
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- マンセイ ハッケツビョウ(CML,CLL)
- [Evidence-based therapy for chronic leukemia].
- 2)慢性白血病(CML, CLL)
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抄録
慢性期慢性骨髄性白血病(CML)ではBCR/ABL蛋白質のチロシンキナービ活性を特異的に阻害するimatinib mesylateが治療の第一選択であり,同種造血幹細胞移植(SCT)の治療戦略上への位置づけを明確にすることが今後の課題である.一方,進行病期のCMLではimatinib mesylateによって病勢をコントロールし速やかにSCTを施行する事が勧められる.<br>慢性リンパ性白血病(CLL)の治療の第一選択はfludarabineである. Fludarabineと他の薬剤あるいはモノクローナル抗体の併用療法も行われているが,現時点ではfludarabine単剤に対する優位性は明らかにされていない. SCTに関してはその有用性を示唆するデータが蓄積されつつある.
収録刊行物
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- 日本内科学会雑誌
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日本内科学会雑誌 92 (6), 979-985, 2003
一般社団法人 日本内科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206442988800
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- NII論文ID
- 10011601647
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- NII書誌ID
- AN00195836
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- ISSN
- 18832083
- 00215384
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- NDL書誌ID
- 025074186
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- PubMed
- 12866442
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可