ブラジル旅行後に発症したデング出血熱の1例

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  • Dengue hemorrhagic syndrome after Brasil travel

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抄録

症例は27歳,女性.発熱,筋肉痛を主訴に来院し,血清蛋白の低下,血小板減少,点状出血を認め,デングウイルスpolymerase chain reaction(PCR)にてデングウイルス3型が陽性であり,デング出血熱と診断された.補液のみの経過観察にて発症10日後に症状改善した.熱帯・亜熱帯地方への旅行者が増加しており同地方からの帰国者の発熱には本疾患も鑑別する必要があると考える.

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参考文献 (6)*注記

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