曲げを受ける鋼I桁高力ボルト継手部の限界強度に関する解析的研究

DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献16件
  • 石川 誠
    社団法人 土木学会 川田工業株式会社
  • 亀井 義典
    社団法人 土木学会 大阪大学大学院 工学研究科土木工学専攻
  • 西村 宣男
    大阪大学大学院 工学研究科土木工学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • AN ANALYTICAL STUDY ON THE LIMIT STRENGTH OF HSFG BOLTED JOINT IN PLATE-GIRDERS UNDER A BENDING MOMENT
  • マゲ オ ウケル コウ I ケタ コウリョク ボルト ツギテブ ノ ゲンカイ キョウド ニ カンスル カイセキテキ ケンキュウ

この論文をさがす

抄録

曲げを受ける鋼I桁高力ボルト継手部に関して, 現行の設計法ではフランジ継手と腹板継手は個別に設計している. しかし, I桁継手の曲げに対するすべり挙動はフランジと腹板とが独立したものではなく, 両者が協働的に機能していることが指摘されている. 本研究では, 曲げを受ける鋼I桁高力ボルト継手部を対象に開発した弾塑性有限要素法により, I桁継手部のすべりに対するフランジと腹板の協働作用について明らかにする試みを行った. さらに, フランジの降伏強度およびすべり強度をパラメータとした解析を行うとともに, これらの諸元が継手の挙動に与える影響について考察を行い, I桁継手部の特徴を活かした合理的なすべり強度の評価法について検討した.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 2004 (759), 157-170, 2004-04-21

    公益社団法人 土木学会

被引用文献 (2)*注記

もっと見る

参考文献 (16)*注記

もっと見る

キーワード

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ