A Case Report of Normal Sized Ovary Carcinoma Syndrome (resemblinng to a tumor of great omentum)

Bibliographic Information

Other Title
  • 大網腫瘍を疑い手術したNormal Sized Ovary Carcinoma Syndromeの1例

Search this article

Abstract

症例は58歳, 女性。左下腹部腫瘤を主訴に受診した。血液検査所見ではCA-125がやや高値である以外異常は無かった。CTスキャン, MRI, 超音波検査など画像所見より大網腫瘍の疑いとなり, 手術を施行した。大網には多数の腫瘤があり, ダグラス窩にも播種性と思われる腫瘤が数個みられた。右卵巣に嚢腫があり大網と右卵巣を摘出した。病理結果は腹膜原発のSerous Papillary Carcinomaの診断となり, 予後改善のため播種性腫瘤の切除を施行した。播種性腫瘤とともに合併切除した左卯巣は肉眼的には異常無かったが, 病理組織像では内部に多数の癌細胞があり, この症例は卵巣癌であり, Normal Sized Ovary Carcinoma Syndromeであったことが分かった。稀な症例を経験したので報告する。

Journal

Citations (1)*help

See more

References(13)*help

See more

Details 詳細情報について

Report a problem

Back to top