迂回距離と最短距離

• 宮川 雅至

  筑波大学

• 大澤 義明

  筑波大学

書誌事項

タイトル別名

• Relationship between the Detour Distances and the Shortest Distances on a Road Network
• ウカイ キョリ ト サイタン キョリ

抄録

本研究の目的は，道路閉塞時における迂回距離と最短距離との関係を理論的及び実証的に明らかにすることにある．まず，実際の道路網として茨城県，長野県，京都市内，土浦市内，多摩ニュータウン中心部の道路網を対象とし，迂回距離と最短距離との関係を観察する．次に，代表的な道路網パターンである格子状道路網，放射環状道路網，さらに任意方向へ直線で進める稠密道路網を用い，迂回距離と最短距離との関係を理論化する．そして，それぞれの迂回距離が定数，最短距離の比例，最短距離の逆数で表現できることを示した．さらに，そこで得られた迂回距離と最短距離との関係式が実際のデータをよく説明していることを実証した．

収録刊行物

• 都市計画論文集

  都市計画論文集 38.3 (0), 439-444, 2003

  公益社団法人 日本都市計画学会

キーワード

• 迂回距離
• 最短距離
• 道路網
• 道路閉塞

詳細情報

• CRID: 1390282679192199936
• NII論文ID: 10012466760
• NII書誌ID: AN10276504
• DOI: 10.11361/journalcpij.38.3.439
• ISSN: 21850593
• ISSN: 09160647
• NDL書誌ID: 6853678
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I6853678
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/journalcpij/38.3/0/38.3_439/_pdf
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
  • KAKEN
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可