稚内市水道部の風力発電を利用した水処理コストの削減

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  • Cost Reduction of Water Purification System by Using Wind-generated Electricity facilities in Wakkanai Waterworks Department

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抄録

稚内市は日本の最北に位置し、宗谷海峡を挟んで東はオホーツク海、西は日本海に面し、 一年 を通して海から強風が吹き付けるため「風の町」といわれている。稚内市水道部では、この地域特性を 生かし、無尽蔵に供給される風エネルギーを電気エネルギーに変える風力発電所を、平成10年度から3 カ年かけて建設した。 この風力発電所は萩ヶ丘浄水場から700m離れた敷地内に建設され、萩ヶ丘浄水楊の受電室と地下埋 設ケープルで連結し、既存の浄水場負荷設備の動力源として消費するとともに、余剰電力は受電設備を 介して系統連系されている北海道雷力(梱に売電している。 風力発電で発電された電力を利用することで動力費を削減し、また余剰電力を売電し収入を得ること により、安価で地球環境に優しい水道水を市民に供給している。

収録刊行物

  • 水道協会雑誌

    水道協会雑誌 72 (11), 9-23, 2003-11-01

    公益社団法人 日本水道協会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390012801490611584
  • NII論文ID
    10012512198
  • NII書誌ID
    AN00124860
  • DOI
    10.34566/jwwa.72.11_9
  • ISSN
    24358673
    03710785
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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