講義場面でのコミュニケーションを考える

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  • コウギ バメン デノ コミュニケーション オ カンガエル

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抄録

近年、移動体通信やテレビ電話を用いたテレコミュニケーションが聴覚障害者にも可能になってきた。このような機器を用いることにより条件が限定されたコミュニケーションの研究を行うことは、余計なパラメータを取り除いて、通常のコミュニケーションの基本的な問題点をも浮き彫りにできる。我々は、講義場面での遠隔地手話通訳に関する研究結果から、空間依存性が高い手話では、コミュニケーションが可能な空間を互いに共有できることがコミュニケーションを成立させる上で重要であるという結論を得た。本稿では、この結果を基に通常の講義場面でのコミュニケーションの問題点や課題を考察する。

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