ミニチュアブタにおけるプロスタグランジンF_<2α>を用いた発情同期化法の検討 Examination of synchronization in the estrous cycle with prostaglandin F_<2α> injection in a miniature pig

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抄録

ミニチュアブタにおけるプロスタグランジンF(2α)(PGF(2α))を用いた発情同期化の検討を行った。試験は、排卵後7日の黄体開花期(Day0=排卵日)に(PGF(2α))を耳根部筋肉内(0.5mg)および膣前庭粘膜下(0.5mg、10mgを1回および0.5mgを12時間間隔で2回)に単独投与した。耳根部筋肉内および膣前庭粘膜下への1回投与では、プロジェステロン濃度に変化は見られず、発情周期の短縮も見られなかった。また、膣前庭粘膜下への2回投与によりプロジェステロン濃度は初回投与終了後より減少を示し、その後は低値で推移を示したものの発情周期を短縮させるまでには至らなかった。次に、妊馬血清性性腺刺激ホルモン(eCG)400IUとヒト絨毛性性腺刺激ホルモン(hCG)200IUの合剤であるPG600、あるいはeCG(500IU)を黄体初期(Day3)に耳根部筋肉内へ投与し、黄体開花期(Day7)に(PGF(2α))投与する併用投与についても併せて検討した。供試動物(6頭)は、PG600と(PGF(2α))の併用投与に4頭、eCGと(PGF(2α))の併用投与に2頭を各々供試した。その内PG600と(PGF(2α))で2頭、eCGと(PGF(2α))で1頭、発情周期の短縮(16.3±1.5日)が認められた。また、個体差は見受けられたもののプロジェステロン濃度の減少に伴い、エストロンおよびエストラジオール17β濃度の上昇が認められた。以上の結果より、性腺刺激ホルモン(GH)と (PGF(2α))の併用投与処置によりミニチュアブタの発情同期化が可能であることが示唆された。

収録刊行物

  • 日本養豚学会誌 = The Japanese journal of swine science

    日本養豚学会誌 = The Japanese journal of swine science 41(2), 59-66, 2004-06-20

    日本養豚学会

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10012627255
  • NII書誌ID(NCID)
    AN10202971
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    ART
  • ISSN
    0913882X
  • NDL 記事登録ID
    7013017
  • NDL 雑誌分類
    ZR22(科学技術--農林水産--畜産)
  • NDL 請求記号
    Z18-1082
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  NDL  IR 
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