Wntシグナル伝達経路の制御機構

  • 小林 雅史
    広島大学大学院医歯薬学総合研究科創生医科学専攻 先進医療開発科学講座分子口腔医学・顎顔面外科学教室
  • 菊池 章
    広島大学大学院医歯薬学総合研究科創生医科学専攻 探索医科学講座分子細胞情報学教室
  • 岡本 哲治
    広島大学大学院医歯薬学総合研究科創生医科学専攻 先進医療開発科学講座分子口腔医学・顎顔面外科学教室

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抄録

Wntシグナルはβ-力テニン経路、PCP経路、Ca2+経路の3つの経路を制御する。そのうち、β-力テニン経路は動物の初期発生や形態形成だけでなく、癌化にも密接に関連している。Wntが細胞に作用すると細胞質のβ-力テニンが蓄積し、核内に移行したβ-力テニンは転写因子と複合体を形成し、標的遺伝子の発現が促進される。

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参考文献 (47)*注記

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