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- 押田 茂實
- 日本大学医学部法医学教室
書誌事項
- タイトル別名
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- 安全と安楽
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抄録
医療に関連して生じた事故を医療事故といい, 医療事故は医療のあらゆる場面において発生してくる可能性がある.医療事故が発生した場合, 患者あるいは家族や遺族が医療関係者にクレームをつけたり, 損害賠償を求めたりすると, 医事紛争になり, 患者側が裁判を提起すると, 医事裁判になる.医療事故が発生した場合には,(1) 民事責任の有無 (最も多い),(2) 刑事責任の有無,(3) 行政処分の有無が問われる.<BR>口腔・咽頭疾患に関する民事判決の特徴としては, 1億円を超える判決が最近4件も見られることであろう.いずれも呼吸器系と密接な関係があるので, 患者が死亡したり, 重症な身体障害例である.咽頭腫瘍生検で内頸動脈を損傷したため死亡したケースでは, 業務上過失致死罪で罰金50万円に問われている.<BR>医療事故防止のためリスクマネジメントで最も強調されなければならないのは, 「犯人探し」ではなく, 「真の事故原因を究明し, 事故防止のシステムを構築し, 事故を減少させること」である.
収録刊行物
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- 口腔・咽頭科
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口腔・咽頭科 16 (2), 269-274, 2004
日本口腔・咽頭科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204426784768
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- NII論文ID
- 10012696700
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- NII書誌ID
- AN10235405
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- ISSN
- 18844316
- 09175105
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可