超音波内視鏡検査が診断,治療効果判定に有用であった急性胃蜂か織炎の1例

  • 坂井 みき
    京都府立医科大学大学院医学研究科消化器病態制御学
  • 藤原 淳
    京都府立医科大学大学院医学研究科消化器病態制御学
  • 安田 洋二
    京都府立医科大学大学院医学研究科消化器病態制御学
  • 山本 雅子
    京都府立医科大学大学院医学研究科消化器病態制御学
  • 伴 尚美
    京都府立医科大学大学院医学研究科消化器病態制御学
  • 小西 英幸
    京都府立医科大学大学院医学研究科消化器病態制御学
  • 若林 直樹
    京都府立医科大学大学院医学研究科消化器病態制御学
  • 片岡 慶正
    京都府立医科大学大学院医学研究科消化器病態制御学
  • 岡上 武
    京都府立医科大学大学院医学研究科消化器病態制御学
  • 光藤 章二
    京都府立医科大学大学院医学研究科消化器病態制御学

書誌事項

タイトル別名
  • A case of acute phlegmonous gastritis followed up by endoscopic ultrasonographic examination

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抄録

症例は36歳男性,主訴は左上腹部痛,血液検査にて高度の炎症反応を認めた.上部消化管内視鏡検査,CT検査では著明な胃壁肥厚を認めた.超音波内視鏡検査では肥厚した第3層内部に低エコー領域を認め,微小膿瘍を反映していると考え急性胃蜂窩織炎と診断した.絶食,抗生剤による保存的療法にて軽快した.超音波内視鏡検査所見は発症後数カ月を経て正常化した.

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被引用文献 (12)*注記

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参考文献 (20)*注記

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