肺癌に対するラジオ波熱凝固術(RFA) : 最近の進歩

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抄録

ラジオ波熱凝固療法(RFA)は切除不能な原発性および転移性肝癌に多数行われ良好な治療成績が得られている.ところで膝癌は周囲の正常肺実質の存在のため絶縁効果により腫瘍へRFエネルギーが集中しRFAにより適した腫瘍と考えられる.このため肺癌への適応の可能性,治療効果および安全性を確認するためまず正常ウサギ肺を用いてRFAを行った.その結果十分な凝固壊死領域が得られ,重篤な合併症はなく安全性を確認した.その後現在までヒト肺癌症例8例に計11回のRFAを行い,十分な治療効果を確認している.合併症は軽度の気胸のみで安全性に問題なかった. RFAは他の熱凝固療法と比較して侵襲が少なくコントロール可能な十分な凝固壊死領域が得られ,低コストで合併症も少なく最も有効な局所療法と考えられる.適応症例の選択や治療効果判定など今後の検討課題である.

収録刊行物

  • 日本内科学会雑誌

    日本内科学会雑誌 92(8), 1540-1545, 2003-08-10

    The Japanese Society of Internal Medicine

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10012755616
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00195836
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    REV
  • ISSN
    00215384
  • NDL 記事登録ID
    025079548
  • NDL 請求記号
    Z19-222
  • データ提供元
    CJP書誌  NDL  J-STAGE 
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