生物化学テロ-国(政府), 地方自治体, 関連機関などの連携の必要性と現状

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抄録

生物化学テロ対策上の重要点は(1)国及び都道府県レベルにおける明確な対応計画の策定, (2)生物化学テロ災害に対応する関係組織内における,各個人の役割,各部署の役割及び他の部署との連携体制についての十分な教育と訓練(3)地域社会における関係組織間(消防,救急,警察,自衛隊,保健所,医師会や災害医療機関等)の密接な連携体制の整備,に集約される.生物化学テロ対策の基本は地域社会での"基本対応計画の策定"と"準備"である.関係組織の密接な連携なしには十分な準備は不可能である.本邦におけるこれまでのテロ対策は,国,都道府県が中心になって進められてきが,組織の連携は派閥主義が障害となり,必ずしも横の連携が円滑ではないのが実情である.災害対策の基本単位である地域社会(市町村レベル)での"顔の見える"組織連携が早急に構築される必要がある.

収録刊行物

  • 日本内科学会雑誌

    日本内科学会雑誌 92(8), 1552-1559, 2003-08-10

    The Japanese Society of Internal Medicine

参考文献:  5件中 1-5件 を表示

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10012755636
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00195836
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    REV
  • ISSN
    00215384
  • NDL 記事登録ID
    025079624
  • NDL 請求記号
    Z19-222
  • データ提供元
    CJP書誌  NDL  J-STAGE 
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