ペニシリン薬

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著者

    • 那須 勝
    • 大分大学医学部感染分子病態制御講座(第二内科)

抄録

ペニシリン系抗菌薬は最も歴史の古い薬剤である.近年,メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)やペニシリン耐性肺炎球菌(PRSP)といった耐性菌が出現し,その利用価値が低下した側面もある.しかしながら,現在においても,耐性化の傾向を示していない化膿連鎖球菌などのグラム陽性球菌に対しては最も強い抗菌活性を示し,ペニシリン系薬とβ-ラクタマーゼ阻害薬との合剤はβ-ラクタマーゼ産生グラム陰性桿菌に対しても強い抗菌力を有している.ペニシリン系抗菌薬の特徴を捉え,適切な使い分けをすることで,耐性菌の出現予防を考えた感染症治療は現在の医療において可能である.

収録刊行物

  • 日本内科学会雑誌

    日本内科学会雑誌 92(11), 2104-2109, 2003-11-10

    The Japanese Society of Internal Medicine

参考文献:  5件中 1-5件 を表示

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10012755649
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00195836
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    REV
  • ISSN
    00215384
  • NDL 記事登録ID
    025074913
  • NDL 請求記号
    Z19-222
  • データ提供元
    CJP書誌  NDL  J-STAGE 
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