グリコペプチド薬

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著者

    • 富田 治芳
    • 群馬大学大学院医学系研究科細菌感染制御学
    • 藤本 修平
    • 群馬大学大学院医学系研究科細菌感染制御学
    • 野村 隆浩
    • 群馬大学大学院医学系研究科細菌感染制御学
    • 池 康嘉
    • 群馬大学大学院医学系研究科細菌感染制御学

抄録

ヒト感染症に用いられるグリコペプチド薬には,バンコマイシン(vancomycin, VCM)とテイコプラニン(teicoplanin, TEIC)がある.日本では, MRSA感染症治療薬として承認されている.血清蛋白結合率では, VCMは30~55%と低いが, TEICは90%と非常に高く,尿中排泄率が遅い.副作用出現率は両薬剤に大きな差はない.臨床分離MRSAはVCMにすべて感受性で,問題となるような耐性菌は広がっていない.しかしながらグリコペプチドの使用量に比例してバンコマイシン耐性腸球菌(VRE)が出現し,医療現場に広がり,高度先進医療の実施と発展に大きな問題となっている. 2002年に米国で初めてVREから伝達されたバンコマイシン耐性を獲得したMRSAが分離された.

収録刊行物

  • 日本内科学会雑誌

    日本内科学会雑誌 92(11), 2149-2157, 2003-11-10

    The Japanese Society of Internal Medicine

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10012755701
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00195836
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    REV
  • ISSN
    00215384
  • NDL 記事登録ID
    025075096
  • NDL 請求記号
    Z19-222
  • データ提供元
    CJP書誌  NDL  J-STAGE 
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