日本酒による「Beer Potomania」様の病態を呈した1例

書誌事項

タイトル別名
  • "Beer Potomania" in a Japanese rice wine drunkard
  • コンゲツ ノ ショウレイ ニホンシュ ニ ヨル 「 Beer Potomania 」 サマ ノ ビョウタイ オ テイシタ 1レイ

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抄録

症例は57歳,男性.意識消失発作,脱力を主訴に受診.平成5年の食道癌根治術以降,食事摂取量が減少すると共に日本酒を多く摂るようになり,来院時著明な低Na, K血症を認めた.ビールを多飲し,食事を摂取しない場合,高度の低Na血症を示す症例はBeer Potomaniaとして知られている7).日本酒はビールと同様に電解質に乏しく,長期の飲酒と食事摂取量低下により同様の病態が生じ得ることを考察した.

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