Ｍｅｔａｂｏｌｉｃ　ｓｙｎｄｒｏｍｅ：診断と治療の進歩　　ＩＩＩ．日常診療の進め方　　８．運動療法のやり方と効果

• 押田 芳治

  名古屋大学総合保健体育科学センター

• 佐藤 祐造

  名古屋大学総合保健体育科学センター

書誌事項

タイトル別名

• ウンドウ リョウホウ ノ ヤリカタ ト コウカ
• [Approach in clinical management of metabolic syndrome. 8. Methods and effects of exercise therapy].

抄録

・Metabolic syndromeに対する運動療法の目的は,根幹をなすインスリン抵抗性の改善をはかることにある.<br>・運動療法は,食事療法,禁煙,節酒などの生活習慣の是正の一環であり,これらの併用により,有効性が一層発揮される.<br>・運動療法指導前には,メディカルチェックを行い,潜在する疾患の存在を把握する.<br>・1回10～30分, 1日15分～30分,週3日以上の歩行で代表される軽度の有酸素運動の継続が中心である.<br>・有酸素運動のみで効果が得られない時, Valsalva呼吸(力み)を伴わないレジスタンス週動の併用が効果的である.

収録刊行物

• 日本内科学会雑誌

  日本内科学会雑誌 93 (4), 726-732, 2004

  一般社団法人 日本内科学会

キーワード

• インスリン抵抗性
• 糖尿病
• 身体トレーニング

詳細情報

• CRID: 1390001206441454592
• NII論文ID: 10012881038
• NII論文ID: 10019738296
• NII書誌ID: AN00195836
• DOI: 10.2169/naika.93.726
• ISSN: 18832083
• ISSN: 00215384
• NDL書誌ID: 025075559
• PubMed: 15174719
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I025075559
• Web Site: http://www.jstage.jst.go.jp/article/naika1913/93/4/93_4_726/_pdf
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2004256371
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • PubMed
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可