最新の紙切れ監視システムとその未来が拓くもの Defining the Category and Benefits of Paper Machine Sheet Break Monitoring

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著者

    • 西村 淳 NISHIMURA Jun
    • 横河電機株式会社 営業技術本部第2技術部紙パ技術グループ Pulp & Paper Group, Engineering Dept. II, Sales Engineering Div. Yokogawa Electric Corporation

抄録

TPMにおけるCBM (コンディションモニタリング) の役割は年々増大し, CBMの切り札としてMASが登場した。その特色を一言でいうなら, 抄紙機を構成しているコンポーネントの欠陥を自動特定することにある (ベアリングの内輪のキズの程度がどのレベルにあるかというようなこと)。MASはいろいろな位置付けが可能であるが, ここでは抄紙機操業においてCBMの視点から見たとき, MASがどのような役割を演ずることができるかを記す。<BR>また, MASはCCDカメラによる紙切れ監視システムを振動を中心としたロール管理, フェルト管理機能などと並ぶもう一方の柱としている。ここではビデオ録画に始まった紙切れ監視システムが発展して, 最新のDSPの技術を駆使することで,"抄紙機を監視する目" として現在どのような機能を持つに至ったかを明らかにする。またこのDSP技術から派生したヴァリエーションの一つとして, 集中的にそれらしい場所のピンポイント録画を行うポータブルカメラシステムの紹介を行う。<BR>MAS紙切れ監視システムのキーテクノロジーは紙切れに至った原因の上流に設置されたカメラの場所における瞬時同期機能である。これは紙切れ原因の特定時間の短縮に大いに威力を発揮するが, この機能をさらに拡張したものとして, 将来は欠陥検出器の欠陥情報をカメラ位置に連動させるシステムが期待され, すでにその1号機が8台のカメラと組み合わされ欧州の抄紙機に実現している。

Today, in a number of basic industries, the primary application for machine condition monitoring equipment is CBM (Condition Based Maintenance). CBM technology allows for the early detection ofmachine wear and mechanical faults as the basis for forecasting machine failures. At present, the USspends approximately $750, 000, 000 annually on CBM, a market that historically has grown about11% per year. From a point of view for a paper machine operation this paper describes what MAS canoffer, especially as a sheet break monitor which includes mobile camera and a combination with sheetdefeat detector.

収録刊行物

  • 紙パ技協誌

    紙パ技協誌 54(3), 380-386, 2000-03-01

    JAPAN TECHNICAL ASSOCIATION OF THE PULP AND PAPER INDUSTRY

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10013019616
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00379952
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    REV
  • ISSN
    0022815X
  • NDL 記事登録ID
    5289243
  • NDL 雑誌分類
    ZP19(科学技術--化学・化学工業--紙・パルプ)
  • NDL 請求記号
    Z17-76
  • データ提供元
    CJP書誌  NDL  J-STAGE 
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