高温・高濃度・ディスク・ディスパージョンシステムの応用 : これからの古紙処理技術を変えるKRIMAディスクディスパージョンシステム High Temp., High Consistency Disc Dispersion System for New Application in Secondary Fiber Process : Introduction of the "KRIMA"disc dispersion and bleaching system

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抄録

古紙パルプの配合率アップやこれまでは利用されなかった低質な古紙の経済的再生技術の確立の中心となる「高温・高濃度・ディスク・ディスパージョン・システム」を紹介する。これまでの古紙処理システムでは, 様々なスクリーンやクリーナを重ねても最終工程に微小・微量な爽雑物が残存しているのが実態であり, 最近では, これらを除去するために原質工程のスリット幅をより狭いものにしたり, 微小スリットスクリーンやクリーナを2・3段にシリーズに連ねたりすることが一般的であったが, いづれの方法もシステムの複雑化, 各原単位の高騰等の製造コストアップ, 歩留まりの低下, 紙力に有効な長繊維の流失等を招き, その効果も決して高いとはいえなかった。<BR>本編で紹介する新しい古紙処理システムとは, 従来のシステムでは離解することさえ困難であった耐水紙などの難離解性古紙の分散はもとより, 上述の原質最終工程で残存する微細・微量な爽雑物を「熱エネルギー」 (90-120℃の高温) と「機械エネルギー (高濃度下の高速ディスクディスパージョン)」によって分散・漂白 (DIPの場合) し, その後, 洗浄-脱水メカニズムで爽雑物を分離し, 白水系でそれらを除去するシステムである。本システムがM/C前に設置されることによって前段の精選工程を大幅に簡略化でき, 歩留りを落さず, 見栄えの良い, 紙力の高いパルプが得られる。

IIM recommends to apply high temperature and high consistency disc dispersion system, the “KRIMA” disc dispersion system was invented and developed by Cellwood Machinery AB (CW), in Sweden, at final stage ahead of paper machine instead of the Ultra fine cleaning system for improving the pulp quality, yield, saving the cost and all kinds of consumption in secondaryfiber process.<BR>The “KRIMA” disc dispersion system can be combined with ECO-SCREEN, DNT Washer and MT Flotator system contributes to reduction of CO2 exhaust gas by energy saving and reduction of throughout waste by achieving high quality recycled pulp keeping high yield to furnish.

収録刊行物

  • 紙パ技協誌

    紙パ技協誌 54(5), 658-667, 2000-05-01

    紙パルプ技術協会

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10013019764
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00379952
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    REV
  • ISSN
    0022815X
  • NDL 記事登録ID
    5366234
  • NDL 雑誌分類
    ZP19(科学技術--化学・化学工業--紙・パルプ)
  • NDL 請求記号
    Z17-76
  • データ提供元
    CJP書誌  NDL  J-STAGE 
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