高強度コンクリートを用いたPRC曲げ部材の時間依存性変形に関する研究

  • 手塚 正道
    社団法人 土木学会 オリエンタル建設 (株) 本社第一技術部
  • 佐藤 良一
    社団法人 土木学会 広島大学 大学院工学研究科
  • 落合 勝
    社団法人 土木学会 オリエンタル建設 (株) 東京支店技術部
  • 阿部 司
    社団法人 土木学会 東日本旅客鉄道 (株) 研究開発センター
  • 伊藤 秀敏
    社団法人 土木学会 広島工業大学 工学部建設工学科

書誌事項

タイトル別名
  • A STUDY ON TIME-DEPENDENT DEFORMATION OF PRESTRESSED REINFORCED HIGH STRENGTH CONCRETE MEMBERS
  • コウキョウド コンクリート オ モチイタ PRC マゲ ブザイ ノ ジカン イゾンセイ ヘンケイ ニ カンスル ケンキュウ

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抄録

本研究では, 圧縮強度100N/mm2クラスの高強度コンクリートを用いたPRC曲げ部材の時間依存性挙動を, 普通強度コンクリートを用いた場合と比較しつつ, 実験的に検討した. 併せて, 既に提案しているクリープ解析を, コンクリート打込み直後からの挙動を連続的に予測するために, 自己収縮の影響を取り入れて拡張した. さらに, ひび割れ断面引張域のコンクリート応力負担と鉄筋の付着に起因する引張剛性を分離したテンションスティフニングモデルの考え方を提示した. 新しいクリープ解析法は, 高強度PRC部材のひび割れ発生からひび割れ定常状態に至る領域の短期および長期変形挙動を適切に評価することを示した.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 2004 (767), 99-114, 2004-08-20

    公益社団法人 土木学会

参考文献 (14)*注記

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