Brugada 症候群の日内ST変化の観察における12誘導ホルター心電図の有用性 Efficacy of 12-lead Holter electrocardiogram to diurnal ST change of Brugada syndrome

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抄録

【症例】33歳男性.【主訴】意識障害・心肺停止.【現病歴】平成15年2月22日14時, 羽田空港に電車で到着した際, 突然の心肺停止を認めた.救急車到着時に心電図で心室細動 (Vf) を認め, DC300Jで心肺再開した.当院救命救急センターに搬入され, 心電図の前胸部誘導でcoved型のST上昇・日内変動を認めたためBrugada症候群を疑った.Late potential陽性, ピルジカイニド50mg静注でV<SUB>1</SUB>~V<SUB>3</SUB>誘導で著明なST上昇を認めた.心臓電気生理検査で右室心尖部からの2連刺激でVfが容易に誘発された.以上からBrugada症候群と診断し, 12誘導ホルター心電図を施行した.夜間と14時~15時にかけcoved型のST上昇を認め, 心拍変動解析では, ST上昇に一致してHF成分が増加した.【総括】12誘導ホルター心電図は, Brugada症候群におけるV<SUB>1</SUB>~V<SUB>3</SUB>誘導のST部分の日内変動の評価が可能であり有用な検査方法と考えられた.

収録刊行物

  • 心電図 = Electrocardiology

    心電図 = Electrocardiology 24(3), 149-159, 2004-05-25

    The Japanese Society of Electrocardiology

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10013087332
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00358282
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    NOT
  • ISSN
    02851660
  • データ提供元
    CJP書誌  J-STAGE 
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