診断に生検が有用であった肝偽リンパ腫の1例 A case of pseudolymphoma of the liver diagnosed before operation

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抄録

51歳, 女性. 腹部超音波検査にて肝S3に径20×15mmの低エコー腫瘤を指摘され受診した. 同部は腹部単純CTで低吸収域, 造影CT早期相で濃染, 後期相で低濃度を示し, 肝動脈造影で淡い腫瘍濃染像を呈した. 肝腫瘍生検では異型のないリンパ球の集蔟像を認め, 免疫組織化学的にこれらのリンパ球が多クローン性を示すことから偽リンパ腫と診断した. 良性疾患と考えられたが, 偽リンパ腫には悪性化の報告もあり, 患者との十分な話し合いの結果, 肝部分切除術を施行した. 肝偽リンパ腫の報告はまれであり, 診断に肝腫瘍生検の有用性が示唆された症例と考えられた.

収録刊行物

  • 日本消化器病學會雜誌 = The Japanese journal of gastro-enterology

    日本消化器病學會雜誌 = The Japanese journal of gastro-enterology 101(7), 772-778, 2004-07-05

    一般財団法人 日本消化器病学会

参考文献:  22件中 1-22件 を表示

被引用文献:  2件中 1-2件 を表示

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10013355119
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00192124
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    NOT
  • ISSN
    04466586
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  J-STAGE 
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