ERCP後3D-CTにて詳細を把握し得た特異な副膵管癒合を成す膵・胆管合流異常の1例

• 大野 和也

• 伊藤 真吾

• 山本 均

• 新井 尚子

• 永田 健

• 日比 知志

  静岡済生会総合病院消化器内科

• 寺崎 正起

  静岡済生会総合病院外科

• 北山 康彦

  静岡済生会総合病院病理

書誌事項

タイトル別名

• A case of pancreaticobiliary maljunction complicated with particular accessory pancreatic duct detected by Three Dimensional-CT after ERCP

抄録

副膵管が二股に分岐し, 一方が総胆管起始部に, もう一方が主膵管に交通した総胆管嚢腫をともなう膵・胆管合流異常の1例を経験した. 一般に膵・胆管合流異常は腹側膵と背側膵の癒合以前に生じる腹側膵と胆道系の形成不全であり, 背側膵原基由来の副膵管と胆道系は交通しないとされる. この説に従い, 明瞭に描出し得たERCP直後の3D-CTを検討し, 発生学的考察を行った.

収録刊行物

• 日本消化器病学会雑誌

  日本消化器病学会雑誌 101 (7), 788-792, 2004

  一般財団法人 日本消化器病学会

キーワード

• 膵・胆管合流異常
• 副膵管
• 3D-CT

詳細情報

• CRID: 1390001206400610944
• NII論文ID: 10013355178
• NII書誌ID: AN00192124
• DOI: 10.11405/nisshoshi.101.788
• ISSN: 13497693
• ISSN: 04466586
• PubMed: 15293731
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2004273719
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • PubMed
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可