廃棄物工学  光触媒担持シリカゲルを用いたトリクロロエチレン光分解における吸着量の影響

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  • Waste Treatment Technologies. Effect of Amount of Trichloroethylene Adsorbed on TiO2/SiO2 Beads on Photocatalytic Decomposition.
  • 光触媒担持シリカゲルを用いたトリクロロエチレン光分解における吸着量の影響
  • ヒカリ ショクバイ タンジ シリカゲル オ モチイタ トリクロロエチレン ヒカリ ブンカイ ニ オケル キュウチャクリョウ ノ エイキョウ

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抄録

実験温度303–353K,TCE初期供給濃度50–500ppmのもと酸素雰囲気下における光触媒担持シリカゲル(シリカゲルに担持されたTiO2光触媒)を用いたトリクロロエチレン(TCE)の光分解を行い,TCE分解に対するTCE初期吸着量および温度の影響をTCE分解量,分解率,CO2,HClの生成率から評価した.<br>反応温度303K一定の条件でTCE初期吸着量がTCE光分解反応に及ぼす影響を検討した結果,効率的な分解に対して最適な吸着量が存在することがわかった.このときの最適吸着量は8.O–15mmolであり,TCE分解率,HCl,CO2生成率としてそれぞれ約85,70,60%の値が得られた.また,温度依存性について検討した結果,TCE分解率は温度に依存することなくほぼ一定の値をとったものの,HCl,CO2生成率は温度の減少にしたがい増加した.

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