書誌事項
- タイトル別名
-
- Development of Mesh-Shaped PCM for High Temperature Application.
- メッシュジョウ コウオンヨウ PCM ノ カイハツ
この論文をさがす
抄録
断続的に排出される製鉄用転炉排熱は1500°C以上の高温であるが未回収である.この熱回収のために高温用メッシュ型PCMの開発を試み,そのシステム特性を考察した.そこでは主にPCM被覆法に関し実験的に検討し,熱物質収支に基づきシステム評価した.電気化学的な手法で異なる金属をメッシュ状PCM(銅,融点1,356K)に異なる膜厚で被覆し,1,473Kに加熱することにより耐熱実験を行った.その結果CrとNiの2重被覆型PCMが有望であることが判明した.このPCMを使用して転炉廃熱を回収しコークス炉ガスを原料としてメタノ-ル合成した場合,既存の方法に比べて25%のエクセルギー消費量で製造できる可能性を示唆した.
収録刊行物
-
- 化学工学論文集
-
化学工学論文集 28 (6), 713-717, 2002
公益社団法人 化学工学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001204508435840
-
- NII論文ID
- 10013409825
-
- NII書誌ID
- AN00037234
-
- COI
- 1:CAS:528:DC%2BD38XptFCmtL4%3D
-
- ISSN
- 13499203
- 0386216X
- http://id.crossref.org/issn/0386216X
-
- NDL書誌ID
- 6362630
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可