体表面積と灌流指数を用いて計算した適正灌流量が示す適正の条件とは

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抄録

【要旨】当院で作成した至適灌流量算出式を利用して,体表面積と灌流指数から計算する適正灌流量が示す適正な条件,および灌流指数を使用して適正灌流量が計算できる理由について検討した。その結果,適正灌流量と同じ灌流量を示す条件は,「常温と無希釈」や「中等度低体温と中等度希釈」など複数存在したが,そのすべての条件において体温,Hb, SvO2は異なる数値を示した。このことから,適正灌流量とは体温,Hb, SvO2がある特定条件のときに必要な灌流量であり,灌流指数はその特定条件時に必要な灌流量を体表面積で除算した数値であると考えられた。また施設問で灌流指数値が異なる要因も体温,Hb, SvO2の設定条件が施設間で異なるためであることが示唆された。今までの灌流指数値は,体外循環法の変化により実用性が薄れている可能性が高く,新たな灌流指数値を作成する必要があると考えるが,その際には今までの灌流指数値を単純に加減して臨床結果に合わせるような方法ではなく,各施設の体外循環法や体温,Hb, SvO2の設定条件に沿った灌流指数値を作成することが重要である。

収録刊行物

  • 体外循環技術 = The journal of extra-corporeal technology

    体外循環技術 = The journal of extra-corporeal technology 31(1), 44-46, 2004-03-01

    一般社団法人 日本体外循環技術医学会

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被引用文献:  1件中 1-1件 を表示

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10013457269
  • NII書誌ID(NCID)
    AN1020635X
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    ART
  • ISSN
    09122664
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  J-STAGE 
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