遠心血液ポンプの性能評価 : IBC FloPump 6000S について

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抄録

【要旨】IBC社製遠心ポンプFlopump 6000 S(IB)とMedtronic社製遠心ポンプBP-80(BP)を使用して,遠心ポンプの性能評価を行うため,模擬閉鎖型回路を作製しin vitroで実験を行った。ブタ新鮮血を回路に充填し,血液温度36℃,血液流量4L/min,揚程100mmHgの条件下にて7時間血液灌流を行い,溶血量の測定を行った。その結果,両群間において遠心ポンプの回転数,流量に有意な変化は認められなかった。血液粘性Hct値の変化による(GOT, GPT, LDH)に有意差はなかった。Hct値30%における血清遊離ヘモグロビン量は,灌流開始した時点のIB群で30.2±3.63mg/dL, BP群34.8±9.11mg/dL,灌流420分では, IB群64.5±8.72, BP群84.8±14.8mg/dLとBP群の方が若干高値を示したが有意差は認められなかった。 IBC Flopump 6000 SはMedtronic社製Bio-Console駆動装置にて使用可能な遠心ポンプで, Medtronic BP-80と比較して同等の性能を有する遠心ポンプであると考えられた。

収録刊行物

  • 体外循環技術 = The journal of extra-corporeal technology

    体外循環技術 = The journal of extra-corporeal technology 31(2), 203-207, 2004-06-01

    The Japanese Society of Extra-Corporeal Technology in Medicine

参考文献:  10件中 1-10件 を表示

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