連続エリアカルトグラム作成の新手法

  • 井上 亮
    東京大学大学院 工学系研究科社会基盤学専攻
  • 清水 英範
    東京大学大学院 工学系研究科社会基盤学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • A NEW METHOD FOR CONSTRUCTING CONTINUOUS AREA CARTOGRAMS
  • 連続エリアカルトグラム作成の新手法--GIS時代の統計データの視覚化手法
  • レンゾク エリアカルトグラム サクセイ ノ シン シュホウ GIS ジダイ ノ トウケイ データ ノ シカクカ シュホウ
  • —VISUALIZATION TOOL FOR STATISTICAL DATA IN GIS ERA—
  • ―GIS時代の統計データの視覚化手法―

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抄録

連続エリアカルトグラムとは, 地図上の地域の面積が地域の統計データの大小を表すように地理的地図を変形した地図である. 近年, GIS時代の統計データの視覚化手法として注目されている.<br>連続エリアカルトグラム作成問題は, 地域の面積に関する情報だけから形状を定めることはできないため, 解の一意性を持たない不良設定問題である. その解法は様々提案されてきたが, 数学的に明快で, 操作性に優れ, 短時間で計算可能な, 視覚化手法として有効な解法は未だ提案されていない.<br>本論文では, 以上の課題を解決する数学的に明快で簡潔かつ高速な連続エリアカルトグラム作成アルゴリズムを提案し, 実用性の高い連続エリアカルトグラム作成手法を構築した.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 2005 (779), 779_147-779_156, 2005

    公益社団法人 土木学会

被引用文献 (6)*注記

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参考文献 (16)*注記

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