書誌事項
- タイトル別名
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- Emzyme and Antibody Are Brothers?
- テンボウ コウソ ト コウタイ ワ キョウダイ
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抄録
標記のタイトルを見て驚き,あるいは,興味をもつ読者があろうかと思う。これまで酵素は「酵素学」で,抗体は「免疫学」でおもに学習してきた。しかしながら近年,通常の免疫によっても,あるいは,ある病気(おもに自己免疫疾患)の患者血清中にも酵素活性をもつ抗体が次々に見いだされてきている。初期には微量の酵素のコンタミが原因ではないかと指摘(指弾?)されたが,現在では天然に抗体酵素が存在することが明白になってきた。なぜ抗体が生まれながらにして酵素活性をもつのか?抗体は酵素と何らかの関係があるのかなど,最近の知見に基づいて筆者らの考えを概説したい。
収録刊行物
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- 高分子
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高分子 53 (11), 859-863, 2004
公益社団法人 高分子学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679055220992
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- NII論文ID
- 10013716774
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- NII書誌ID
- AN00084926
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BD2cXhtVeisrrO
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- ISSN
- 21859825
- 04541138
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- NDL書誌ID
- 7134553
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可