十二指腸第4部に発生した原発性十二指腸癌の1例 A Case Report of Primary Duodenal Carcinoma of the Fourth Portion

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著者

    • 前田 徹也 MAEDA Tetsuya
    • 東邦大学外科(大森)一般・消化器外科 Department of Surgery (Omori), Toho University School of Medicine
    • 田村 晃 TAMURA Akira
    • 東邦大学外科(大森)一般・消化器外科 Department of Surgery (Omori), Toho University School of Medicine

抄録

症例は58歳女性。嘔吐, 上腹部痛を主訴に近医受診。上部消化管造影検査で十二指腸第4部に全周性狭窄病変を認め, 当院紹介入院となった。小腸内視鏡検査ではBorrmann2型様のほぼ全周性の狭窄病変を認め, 生検でgroup V, adenocarcinomaであった。画像所見では他臓器転移やリンパ節腫大は認めず, 腫瘍マーカーはCEAのみ8.5と上昇していた。十二指腸第4部より発生した原発性十二指腸癌と診断し, 手術施行した。術中, 膵への肉眼的浸潤は認めなかった。迅速病理で13bリンパ節に異型細胞を認めたため, 幽門輪温存膵頭十二指腸切除術を施行。肉眼的所見は4×6cm大の3型腫瘍を十二指腸第4部に認め, 切除標本病理所見では13bを含めて全くリンパ節転移を認めず, T3, N0, M0, Stage II であり, 中分化型腺癌であった。

収録刊行物

  • 日本外科系連合学会誌

    日本外科系連合学会誌 29(5), 884-889, 2004-10-30

    日本外科系連合学会

参考文献:  14件中 1-14件 を表示

被引用文献:  4件中 1-4件 を表示

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10013764256
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00002502
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    NOT
  • ISSN
    03857883
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  J-STAGE 
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