震災時における消防水利の到達可能性評価手法に関する研究

  • 中野 孝雄
    筑波大学大学院博士課程システム情報工学研究科
  • 熊谷 良雄
    筑波大学大学院システム情報工学研究科

書誌事項

タイトル別名
  • Study on Evaluation Method of Accessibility to Water Resources for Fire Fighting in Urban Earthquake Disaster
  • シンサイジ ニ オケル ショウボウ スイリ ノ トウタツ カノウセイ ヒョウカ シュホウ ニ カンスル ケンキュウ

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抄録

本研究では,震災時の市街地火災による被害を軽減させるための消防力の一つとして,欠かすことの出来ない消防水利に焦点をあてている。建物倒壊による道路閉塞を加味した上で,消防ポンプ自動車が消防水利まで到達できる可能性を指標として,消防水利の評価を行うことを目的としている。<br>道路リンクの持つ危険性は,阪神・淡路大震災の被害事例から導き,到達可能性には震動による建物倒壊を考慮している。また,消防水利への到達可能性を定量的に求めるため,水利評価プログラムを開発し計算実験を行った。さらに,計算実験の結果を消防水利の指標として,地域特性との関係を考察した。<br>(オンラインのみ掲載)

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参考文献 (15)*注記

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